|
でも、検査値を過信しないこと!あくまでも「その時点」での数値です。
検査の際に何となく緊張してしまったり、直前の食事の内容や当日の体調も数値に影響しますし、遺伝的な体質も一人ひとり違います。健診結果を医師に説明してもらう時に、自分の体質や傾向を聞いておきましょう。
例えば、急病で入院した人の白血球数の測定値が8,000/μl(基準範囲内)の場合、普段からこのくらいの値なら「白血球数は問題なし」ですが、普段は4,000/μl前後の人であれば感染症を疑います。健診結果を毎年保存しておくのは、こういう時のためでもあるのです。
さて、大切なのは、さまざまな検査の結果から自分の健康状態を知った後。
現在の医療水準からいって、精密に検査をすれば何かしらの「異常」が見つかるのも当然。でも、健康とは「完全無欠な検査値」のことではありません。多少、身体に欠陥があっても、自分の能力の範囲内でうまく管理して暮していけたら、それも十分「元気」だといえましょう。健診はそのための定期的なメンテナンスなのです。
この頃よく聞く「血液サラサラ」は、そのあたりのツボをうまく押さえた言葉。糖尿病や高血圧症を合併しやすい高脂血症の「血液ドロドロ」の逆、と考えると、イメージしやすいですね。
食生活に気をつけて、野菜(※1)や大豆(※2)や背の青い魚(※3)を中心にしたバランスのいい日本食をとり、コマメに身体を動かし、禁煙して、夜はしっかり眠る。定期的な運動を心掛けると、さらにいいでしょう。
|