「局所性浮腫」は「立ちっぱなしでいたら、夕方に足がぱんぱんに張った」など病気が原因でない比較的軽い症状のもので、日頃の注意でかなり症状が良くなります。これに対して、「全身性浮腫」は「むくみが何日も続く」「急な体重増加を伴う」「尿の出が悪い」など、重い症状を伴います。心性浮腫(うっ血性心不全)、肝性浮腫(肝硬変)、腎性浮腫(急性糸球体腎炎、腎不全、ネフローゼ症候群)、薬物アレルギーなどの原疾患があることが考えられますから、すぐに医療機関にご相談ください。
さて、ここで、「病気が原因でないむくみ」の具体的な対策をお話します。
第1に、身体の血流の改善。強い冷房で身体を冷やさない、患部のマッサージや青竹踏み、弾性ストッキングの着用、足を高くして眠る。ウォーキングもお勧めです。
第2に、食生活の改善。むくみがある部分はナトリウムが過剰になっているので、塩分の制限(※1)と、タンパク質(※2)・ビタミンB1(※3)・カリウム(※4)の摂取がポイントです。特に、ビタミンB1は糖質を分解してエネルギーに変えたり、神経や筋肉の働きをよくする大事な栄養素。水溶性なので、汗や尿とともに排泄されやすい暑い日には、しっかり食べてください。
第3に、水分をとり過ぎないこと。しかし、夏場は脱水を起こしやすいので、お年寄りや子どもには、特に意識して水分を補ってあげましょう。