夏本番
 梅雨も明け夏本番になりました。海へ山へ遊びに出かけますか?「忙しい毎日でそんな余裕はない」といわずに楽しみましょう。でも生活に張りがないと夏バテを起こしてしまいますよね。ビール太りや冷房のところにこもってむくんだりしないようにしてください。
 無料矯正相談は現在第3水曜日の午後行っています。ご希望の方はご予約下さい。
日頃の注意で、むくみ太りよ、さらば!

ビールやさっぱりした食事が恋しい夏は、むくみが気になる季節でもあります。

「むくみ=浮腫(ふしゅ)」とは、血液中の体液が血管外に濾出して、血管外皮下組織に水分が過剰な状態のこと。普通の人なら1〜2リットルたまったところでむくみと自覚しますが、人によっては10〜20リットルたまるまで「おかしい」と気づかないそうですから、くれぐれもご注意を。

むくみの簡単な見つけ方。脛(すね)を人さし指で軽く押した時、すぐに戻らず、指の跡が残れば「むくみ」。他に、瞼(まぶた)もむくむと顔の表情が変わってきますから、わかりやすいでしょう。
 
むくみには、「局所性」と「全身性」の2種類があります。
 

「局所性浮腫」は「立ちっぱなしでいたら、夕方に足がぱんぱんに張った」など病気が原因でない比較的軽い症状のもので、日頃の注意でかなり症状が良くなります。これに対して、「全身性浮腫」は「むくみが何日も続く」「急な体重増加を伴う」「尿の出が悪い」など、重い症状を伴います。心性浮腫(うっ血性心不全)、肝性浮腫(肝硬変)、腎性浮腫(急性糸球体腎炎、腎不全、ネフローゼ症候群)、薬物アレルギーなどの原疾患があることが考えられますから、すぐに医療機関にご相談ください。

さて、ここで、「病気が原因でないむくみ」の具体的な対策をお話します。

第1に、身体の血流の改善。強い冷房で身体を冷やさない、患部のマッサージや青竹踏み、弾性ストッキングの着用、足を高くして眠る。ウォーキングもお勧めです。

第2に、食生活の改善。むくみがある部分はナトリウムが過剰になっているので、塩分の制限(※1)と、タンパク質(※2)・ビタミンB1(※3)・カリウム(※4)の摂取がポイントです。特に、ビタミンB1は糖質を分解してエネルギーに変えたり、神経や筋肉の働きをよくする大事な栄養素。水溶性なので、汗や尿とともに排泄されやすい暑い日には、しっかり食べてください。

第3に、水分をとり過ぎないこと。しかし、夏場は脱水を起こしやすいので、お年寄りや子どもには、特に意識して水分を補ってあげましょう。

 

(※1) ナトリウムは主に食塩により摂取。
(※2) 肉、魚、卵、豆製品や穀物などに含まれる。タンパク質が不足すると血液中のタンパク質濃度が低下し(低タンパク血症)、血液が水っぽい状態になる
(※3) 豚肉(ヒレ)、ウナギ、玄米、たらこ、ゴマなどに含まれる
(※4) 果物、緑黄色野菜、豆類、いも類などに含まれる。カリウムを多くとると過剰のナトリウムが排泄される

 なお長い間当院でがんばっていただきましたが糟谷賢治先生は7月31付けで退職しました。9月頃地元の岐阜で開業なさいます。